旅と芸術は人生を豊かにする

旅行と音楽、美術への想いを綴るページ。

ミュンヘン中央駅 ヨーロッパの思い出

ヨーロッパの思い出を断片的に綴っていきいと思います。

ヨーロッパの国に着き入国した後、空港からホテルへの移動、複数の国に電車での移動の後、まずたどり着くのが、各都市の駅です。特に中央駅はどこも巨大建築の代表のように大きく広く開かれています。ドイツの旅では立派な中央駅を思い出すことができます。空港からも近く古く堂々としたフランクフルト、駅前を出ると目の前の大聖堂に驚くケルン、線路が低い場所にあり全体が見下ろせる構造のハンブルク、近代的な多層構造のベルリンなど電車の旅が多いドイツの楽しみの一つです。なかでもミュンヘンの中央駅は大好きな駅の一つです。

周辺にホテルが多いこともあり、いつも旅の拠点はミュンヘン中央駅です。空港からSバーンに乗り中央駅に着きますが大きな荷物を引きながらもすぐ着ける、駅から5分ほどの距離の近さのホテルを選んでいます。街の中心部は車で入れない場所もあり、バスを使う日本人ツアーの利用が多いのも中央駅周辺です。私はトラヴェルコで最安値のことが多いホテルドロミットを利用しています。

街歩きの始まりは中央駅です。駅の電光表示板でドイツの都市名だけでなく近隣のヨーロッパの国の都市、そんな遠くまで電車で?と思うような都市名を見つけ胸躍り、これに乗ったらあの国へいけるのだなあと思い浮かべています。

お店が多いことも楽しみです。パンのスタンドを見て歩きます。ドイツのパン屋はブレッツェルだけでなく美味しいパンが並んでいます。少し腹ごしらえなどと思って買うと、意外な大きさにお腹いっぱいになり、食事の計画に影響が出ます。

ブルスト(ソーセージ)をはじめピッツァ、サラダ、フライのようなものとビールなどもう立派なレストランでの食事になってしまいそうなお店も多いです。チキンをくるくる回しながら焼くグリルは外国で初めて見て大興奮しましたが、ハーフを買いホテルで食べたこともあります。

お土産屋さんはお国柄が出ますが、オーナメント風のリープクーヘン、ハート形や文字が書いたものなど食べなくても楽しめるドイツのお土産です。復活祭の頃は卵型やうさぎの形のお菓子が増えますね。

一日のはじめ、終わりに立ち寄るのがコンビニのようなお店です。鞄に持ち歩く水を買い、ミュンヘンを離れる前にはお土産のチェコを買いました。コンビニで店員と話すことはまれかと思いますが、ここはコーヒーとブルストを売っていて、少しのドイツ語の練習のために毎日、一日の終わりのコーヒーをホテルで飲むために買って帰りました。Yorma's!!

駅だから切符も買うのでは?と思うかもしれませんが、もちろん券売機を操作し、何度もはじめに戻りながらも切符を買うこともありましたが、最近はネットで買うことで安い切符が買え、事前に予定を立てることが増えました。

人の行き来が多いことからガイドブックでは確実にスリなどに注意とありますが、その雑多な感じ、人の往来、多様なお店、ここから各地へつながっているという雰囲気にいつも心惹かれています。

ミュンヘンという街が好きであること、観光地には1,2回しか行かないが駅は毎日のように通り買い物をし、朝も夜も、人が多かったり少なかったりも感じてこれたミュンヘン中央駅が大好きなのです。

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ミュンヘン中央駅 2015年3月